ORIGAMIドリッパー届きました
ずっと欲しかったORIGAMIドリッパー。仕事が一段落ついたのでご褒美に購入しました。
ORIGAMIドリッパーは株式会社K-aiが販売している折り紙のようなデザインの美濃焼ドリッパーです(※新発売のORIGAMIエアーは樹脂製)。ORIGAMIドリッパーの魅力はなんといってもそのポップなデザインとカラーバリエーションであるといえます。抽出技術を競う世界大会であるWorld Brewers cupの日本チャンピオンと中国チャンピオンがそれぞれ決勝で使用されるなど、バリスタの業界でも大注目されているドリッパーらしい。
早速開封。ドリッパーが入っている箱からしてスタイリッシュでおしゃれです。
私が選んだのはターコイズのORIGAMI。サイズはSで価格は税込2530円でした。ちなみに5000円以上購入すると送料が無料になります。
想像よりずっと軽いです。これだけ薄ければドリッパーを温めるのにそんなにお湯は必要なさそうです。
すごく余談ですが映画『グリーンブック』で主人公二人が乗るキャデラックの色を見てから私はこのターコイズ色が大好物です(本当はもう少し緑がかっている方が好み)。
ドリッパーに加えてカップも購入しました。
320 mL入るアロママグのヴィンテージブルー。価格は他のカラーと比べて110円高く、税込み1870円です。こちらも素敵な色です。ORIGAMIのアロママグはワイングラスをイメージしていて内側を向いた縁がコーヒーをアロマを逃さずに鼻に運ぶことのできる形状になっております。
取っ手のヴィンテージ加工も素敵。
個人的にドリッパーの鮮やかなターコイズよりもこちらの色の方が好みだったのですが、ドリッパーの方にこの色は無いみたいです。ORIGAMIさん、ぜひ作ってください🙏
底にはORIGAMIのロゴが入っています。
木製のドリッパーをホルダーを使って組み合わせるとこんな感じ。いいですねえ~ドリッパーとカップの色の違いも茶色に挟まれているおかげで気になりません。
さっそくコーヒーを入れてみました。豆はMocha Shakisso Naturalの中浅煎り(ミディアムロースト)。抽出方法はこのドリッパーの開発のプロデュースを行なった『TRUNK COFFEE』の淹れ方に従ってみます。
豆量15 gで油温91度、湯量210 mL。挽目は細かめの中挽き(写真忘れました)。ドリップコーヒーとエスプレッソの挽目の中間くらいでしょうか。
ペーパーはカリタのウェーブフィルターを使います。ORIGAMIドリッパーはこのウェーブフィルターとV60型の円錐フィルター、どちらも使うことができ、使い分けることで異なるコーヒーを淹れることが可能です。
淹れ方は以下の通り:
1湯目 45mLを粉全体にかけて30秒間蒸らし。
2湯目は最初大きく円を描いて注ぎ、お湯が全体にいきわたったら中央1点に注ぎます。
210 mLに達したらストップ。注湯に35~45秒くらいかける(1分5秒~1分15秒)注ぎます。1分45秒から55秒で落ちきったらちょうど良い感じです。それ以上かかってしまうと雑味が出てしまう印象でした。その場合、挽目を変える必要があります。
おいしい。抽出時間は短いですが甘みや酸味はしっかり感じられます。香りもよく抽出されています。
そしてこのカップはたしかに匂いが縁に閉じ込められて鼻のあたりに閉じ込められるので今までのカップよりも匂いや暖かさを感じられます。デザインで選んでこの点についてはあまり期待はしていなかったので嬉しい誤算でした。豆の感想としては甘いぶどうジュースのようなフレーバーでした。
ちなみに円錐フィルターで抽出する場合は3~4湯で注ぎ、2分半くらいで抽出を行うみたいです。
いろいろ試すことができるので見た目だけではなく機能面でも楽しいドリッパーでした。