東京博物館(トーハク)行ってきました

上野の東京博物館にはじめて行ってきました。

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建物

上野といえば東京科学博物館や東京西洋美術館、上野公園には何度も訪れていましたが、なぜか東京博物館だけはまだ一度も行ったことがありませんでした(っていうかつい最近まで科博の影に隠れて存在すら知らなかった)。というわけで雨のなか初めて行ってきました。

 

今回は門をくぐって正面に位置する本館に入ってみました(写真撮り忘れた)。本館は日本美術がメインです。

 

出迎えは千手観音(経路の順番とか考えてなかったのでこれが最初かどうかはわかりません)。

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千手観音

かっこいい。

 

すずりを入れる箱。ゴージャスで使ってるだけでテンションが上がりそう。裏にも絵が施されていて凝っています。

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硯ケース

 

太刀。太刀によって刃に表れる模様が異なっていてそれが個性になっているそうです。ちなみに刀と違って長く、馬上で振り回すように使うみたいです。いかにも重そうでこれを振り回すのは大変そうですが、適当に振り回しても鈍器として殺傷能力が高そうです。

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太刀

 

この角度からみる刀の厚み好きには武器としての実用性が感じられて好きです。これを見ていたら『あずみ』というマンガを思い出しました。『あずみ』は少女の刺客が凄腕で殺しまくるアクション時代劇です。

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太刀の厚み

 

鍔おされ。これをつけていたらテンションが上がって実戦にも行きたくなりそうです。

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緑が素敵な壺。草とかからこの色を出しているのでしょうか。草の緑色を作る物質であるクロロフィル葉緑素)とかって何年も色が持つかな、なんて考えていました。

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緑の壺

 

魚。変な顔です。

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変な顔の魚

 

これは昔の東京博物館の門の写真らしい。悠久の歴史を感じて妙に感動してしまいます。

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昔の門

 

アイヌ展示もやってました。ストゥやマキリも展示されてます。『ゴールデンカムイ』好きはいってみてはいかがですか。

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ストゥマキリ

 

日本画日本画の多くは動物が描かれていますが、皆人間くさい表情をしていて物語性があるのが見ていて面白いです。

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日本画

 

猫に非難の目(?)を向けてそうなスズメたちと余裕そうな猫。

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余裕な猫と抗議してるスズメ

 

蝶が描かれた壺。これは西洋美術の流れも含んでいそうな作品です。装飾が非常に凝っていて、アンティークとしてだけでなく、現代の目線でみてもおしゃれです。

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蝶の壺

私が今年作る予定のひょうたんもこんなふうにできたらいいですね。良いインスピレーション。

 

他にも面白い展示(縄文時代など)がたくさんありました(でも写真撮ってない、、)。気になる人は訪れてみてください。

 

日本が世界に認められために西洋美術を学び、さらにいままで日本の美術の中心であった工芸を世界に発信して日本の美術を売り込んでいったという歴史が興味深かったです。

 

まだ本館しか周っていないのでまたいきますよ~